- 在宅勤務によって生産性が下がったと感じている方
- 家での仕事効率を上げたい
新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって否が応でも在宅勤務をしなければならなくなった方が多いのではないかと思います。

私も現在、3日に1回の出社です。。
それ以外は基本在宅勤務をしています!
また、これまで変わらず出社していた人も今後職場でクラスターが起きれば強制的に在宅勤務になります。
それにより働く環境が変わってしまい
「家じゃ集中できない!!」
「うわー生産性が下がる。。」
と、仕事が進まずストレスが溜まっている方もいると思います。
こんな方にぜひ読んで頂きたい記事です。
このままだと、どんどん仕事に打ち込めない駄目な人間になってしまうと考え込んで
さらに気持ちが落ち込んでいくかもしれません。
以前、在宅勤務の効率アップ術の1つとして「ポモドーロ・テクニック」を紹介しました。
今回は別のテクニックである「エンクローズドコグニション」をご紹介します。
このテクニックで在宅勤務の効率が上がりますのでぜひご覧ください!
エンクローズドコグニションとは?
エンクローズドコグニションとは
ズバリ仕事用の服に着替えちゃえってことです!

え?そういうこと??ってあっけらかんとしないでくださいw
在宅勤務の場合、人の目がない分、身だしなみがおろそかになりますよね?
楽だからという理由で、1日ずっと部屋着のままで働いていませんか?
特に独身の方はドキッとしませんか?
まずは形から入るというのは在宅勤務の効率を上げるためにはとても大事なんです。
実はちゃんとエビデンスがあるんです!
それがノースウェスタン大学のアダム・D・ガリンスキー教授らが行った「服装の認知」に関する研究です。1)

本試験では学生を無作為に
- 「医師用の白衣を着用したグループ」
- 「画家用の白衣を着用したグループ」
- 「白衣を着用せずに見ただけのグループ」
の3グループに分けて、
注意力テストと間違い探しゲームを行いました。
結果、医師用の白衣を着た①のグループが、最もミスが少なく最も良い成績をとりました。
この結果から、「着ている服はその人物の思考やパフォーマンスに影響を与える」ということが示唆されたのです。
しかも、その服の持つ専門性を認知した状態、
今回でいうと「これは医師が着るもの」と理解した上で身にまとうと、
まるで医師になったかのように能力や集中力が自然と高まるという結果が報告されました。
つまり!
仕事の時はスーツをきる→スーツはビジネスマンが着るもの→仕事へ前向きに取り組める
経験あるかもしれませんが、スーツを着るとなんとなくシャキッとしますよね?
その感覚です!
服にはその服なりのイメージが染みついていて、その服を着ることによって自分のイメージが変わり、行動が変わっていきます。
そのため在宅勤務においてもスーツや作業着等の仕事用の服に袖を通すことで、作業効率をいつもよりアップさせることができます。
実際にどのように実践しているのか
ここまで言いながら私の場合、

web面談がある時を除き、スーツを着ることはありませんW
正直スーツがヨレるのが嫌だからです。
じゃあ結局どうしてるのかって思いますよね。
私がしていることは以下の3つです!
- 白いシャツを着る
- 髭を剃る
- 髪の毛をセットする
スーツを着ない分、白いシャツを着るようにしています。
これだけでも仕事への入り方が変わります。
そしてこれに加えてひげを剃り、髪の毛をセットします。
サラリーマンの方は特に今までひげを生やしたまんま、
そして髪の毛ボサボサの状態で出社なんてしてきていませんよね?
白いシャツをきて髭をそり、髪の毛をセットすればスーツを着なくてもサラリーマン風になれます!
つまり仕事のイメージをより鮮明にすることでより行動が変わり作業効率がアップするということです。
最後に
- エンクローズドコグニションとは仕事用の服に着替えちゃえってこと
- 着ている服はその人物の思考やパフォーマンスに影響を与える
- 仕事のイメージをより鮮明にすることでより行動が変わり作業効率がアップする
今回はエンクローズドコグニションというテクニックを紹介しました。
コロナによって働き方が大きく変わりました。

在宅勤務はこれから先も続いていくことは間違いありません!
在宅勤務は誰からも見られないため本当に自由です。
やらなければならない仕事は色んなテクニックを使用し
集中して効率よく片付けて自分の時間を増やしましょう!
1)The New York Times “Mind Games: Sometimes a White Coat Isn’t Just a White Coat”2012-04-03