- 男性
- 出産を控えている
- 普通分娩か無痛分娩かで迷っている
妊娠がわかるとバースプランを考えなきゃいけないですよね。
[/word_balloon]その際に普通分娩か無痛分娩か選べる病院もあります。
我が家は長女出産時は普通分娩でした。
しかし今回次女を出産する際に奥さんと相談し無痛分娩を選択しました。
この無痛分娩は奥さんも自分もメリットが沢山有ったのでご紹介します。
無痛分娩とは
無痛分娩は、麻酔を用いて陣痛の痛みを和らげながら行う分娩法のことです。
経験のない自分がいうのも変ですが陣痛はかなりの痛みを伴うと言われています。
「鼻の穴からスイカが出てくるような痛み」とかいうよね💦
[/word_balloon]長女出産時は普通分娩だったため奥さんもとても痛がっていました。
ですので陣痛を少しでも和らげてあげることができれば奥さんにとっても旦那さんにとっても、とても助かります。
実際に自分の奥さんは背中から細いチューブを挿入し、そこから麻酔薬を挿入しました。
奥さん曰く
「麻酔薬が入ると、5〜10分ほどで効き始めてきたけど完全に痛みがないわけではなく一定間隔でやってくる陣痛が和らぐ感じだったよ」
と言っていました。
しかし麻酔は少し時間がたつと段々効き目がなくなるようで結果2~3回追加しました。
また上半身には麻酔がかかっていませんので、意識もはっきりして、会話もできましたし生まれてすぐの赤ちゃんを抱っこすることもできていました。
最初、イメージとして麻酔=全身麻酔!全く痛みがない!と思っていましたがそういうわけではありませんでした(笑)
無痛分娩のメリット「男性目線」
それでは今回自分が感じた無痛分娩のメリットについてご紹介致します。
私が感じたメリットは以下の3点です。
- 無力感を感じることがない
- 奥さん分娩後の回復が早い
- 計画分娩になる
それぞれ紹介します。
無力感を感じることがない
無痛分娩は陣痛室でも分娩代の上でも産む直前まで楽しく会話することができます。
出産に立ち会えたほとんどの男性はなにもできない無力感を味わいます。
これは覚悟して下さい!

自分も長女出産時に陣痛室で一生懸命頑張って痛みに耐えている奥さんを目の前にして無力感をとても感じました。
襲ってくる陣痛に対して背中をさすっても痛みは和らがない。
ぐっとゴルフボールで押しても和らがない。
只々隣にいることだけしかできない。
分娩台に上がっても手を握ってあげて励ましてあげることしかできない。
かなりの無力感を味わいました。
[/word_balloon]けれど無痛分娩は陣痛室でも分娩代の上でもずっと会話ができ、産む直前までリラックスすることができます。
さすがに産む直前はかなり痛かったようですが長女出産時の比ではありませんでした。
この無力感を味わってこそみたいな意見もあるかと思います。
しかし自分からすると、良い思い出ではないのでこの無力感を回避できるのは無痛分娩のメリットです。
奥さん分娩後の回復が早い
普通分娩を一人目で経験しているからこそわかりますが無痛分娩だと奥さんの回復がとても早いです。

出産時には、非常に多くの体力が失われます。
しかし無痛分娩だと出産の疲労が軽くなります。
実際、長女出産時は産後1か月程はなかなか動けていませんでした。
また、先生にお聞きしましたが出産後の体力回復には、おおよそ1ヵ月が必要とされているそうです。
しかし無痛分娩では2週間ほどで体力が回復している様子でした。
分娩後の回復が早いとお互いが協力できるため、とても助かります。
計画分娩になる
無痛分娩は計画分娩になるため、日程を決めて出産することが出来ます。
なぜ日程を決めるのかというと、
自然に陣痛が起こってから対応する通常の無痛分娩ではお産が進みすぎて麻酔が間に合わなかったり麻酔前にいきみすぎて背中に針が入らず麻酔が使えなかったりする場合があるからです。
日程を決められるため、仕事の都合をつける余裕も生まれますし、いつから休みにするのかも設定しやすくなります。
前もってスケジュールを決めれるのは助かるよね。
[/word_balloon]また、上に兄姉がいて預け先を決めなければならない場合や、里帰り出産を希望している場合、実母・義母が助けに来てくれる場合は、予定日が決まっていると安心です。
無痛分娩のデメリット
お金がかかる(追加費用)
無痛分娩を選んだ場合、追加料金が発生します。
いくら追加になるのかは病院によってことなりますが今回出産を行った病院では追加料金は10万円でした。

高いなとは思いますが、結果10万円を払ってでも無痛分娩を選択して良かったと確信しています。
この記事で紹介したメリットもありますが、奥さんの出産の不安やストレスを少しでも軽減することができて本当によかったです。
もし運よく三人目を授かることが出来た際は間違いなく、再度無痛分娩を選択します。
最後に
- 無痛分娩は「無力感を感じることがない」、「奥さん分娩後の回復が早い」、「計画分娩になる」等のメリットがある。
- デメリットは追加費用がかかる
- 奥さんの出産の不安やストレスを少しでも軽減することができるのでおすすめ!
日本ではまだまだ無痛分娩が行える病院が少ないようです。
今回次女は東京で出産しました。元々、長女は奥さんの地元で出産をしたため、当初は里帰り出産をする予定でした。
しかしながら奥さんの地元では無痛分娩を行っている病院が全くありませんでした。
東京だと色んな病院で無痛分娩を売りにしていますがやはり地方ではできる病院が限られている現状があります。
そんなこともあり無痛分娩を選択したので東京で産むことに決めたのです。
全国どこでも無痛分娩を選択できるようになって欲しいと思います。