【会社員必見】ベーシックインカムとは?メリット&デメリットまで解説

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こんな人におすすめ
  • 最近の経済ニュースで注目浴びている話題を知りたい
  • ベーシックインカムの概要を知りたい

コロナ禍で話題にあがったベーシックインカムってなに?

ととらん
ととらん

じゃあ今回はベーシックインカムについて解説するね!


コロナによって世界は大きく変わりました。

そんな中、経済ニュースで一時期話題になったのがベーシックインカムです。

しかし正直どんな制度かわかってない人多いですよね?

このままベーシックインカムを知らないと今後の世界や日本の経済の動きについていけなくなります。

本記事ではベーシックインカムが一体どういう制度なのか解説します。

本記事でわかること
  • ベーシックインカムの概要
  • ベーシックインカムの導入国
  • メリット&デメリット

是非、最後まで御覧ください!

ベーシックインカムとは?

ベーシックインカムは、最低限所得保障の一種で、政府が全国民に対して、決められた額を定期的に預金口座に支給するという政策です。

つまり国が国民一人一人に現金を配る社会保障制度のことです。

日本にこれまでなかった新たな制度として、近年導入の是非が議論されています。

特徴は以下の4点です。

ベーシックインカムの特徴
  1. 無条件で
  2. 現金で
  3. 世帯ではなく個人に
  4. 定期的に

これにより働いている人ももらえるため収入が凹んでも困らなくて済みます。

国内制度はまだできいませんが2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により再び大きな注目を浴びることになりました。

コロナ禍では多くの人の移動や労働が制限され、経済は大きな打撃を受けました。

ととらん
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給料やボーナスが減ったり休業に追い込まれたりする人が沢山いたよね

このような個人の力ではどうすることもできない有事の際、ベーシックインカムのような制度が整備されていれば、多くの国民の生活を守り、命を救うことが期待されニュースになりました。

ベーシックを既に導入しておる国はあるのか?

世界では実験的に取り組みが行われていて実際にベーシックインカムを検討している国は存在します。

しかし本格導入している国はまだ数えるほどしかなく、貧困問題を解決するために実験的に取り組まれている程度が実情です。

ととらん
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以下が実験的に取り組んだ国と結果です

実験的に取り組んだ国
  • フィンランド 2017年(社会実験)
  • スイス    2016年(国民投票により否決)
  • カナダ    1974年/2017年(特定州)
  • スペイン   2020年(制度導入/現金・条件付き)
  • イタリア   2019年(制度導入/現金・条件付き)
  • ブラジル   2013年(制度導入/独自通貨・単独市のみ)

日本にも貧困問題はあります。

その中にはワーキングプアのような収入が低いが一定の収入があるためが生活保護を受けられないなど今の社会制度では生活ができない方々がいます。

そんな方々にとってベーシックインカムは一定の収入を押し上げるため生活の助けになります。

ベーシックインカムのメリット

ベーシックインカムが導入されれば、生活費が保証されることにより以下の2つの具体的なメリットがあります。

メリット
  • 仕事のステップアップ
  • ワークライフバランスの充実
  • 貧困や少子化の対策・解消
  • 生活保護の不正受給問題の解決
ととらん
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それぞれ解説するね!

仕事のステップアップ

ベーシックインカムが導入されるとフルタイムの仕事に縛られることがありません。

そのためパートタイムや副業など働き方の選択肢が増えます。

そのため仕事を続けながらスキルアップの勉強することができます。

ワークライフバランスの充実

一定の収入が保証されていることで生活が安定します。

そのため家庭環境や健康状態などに何らかの事情を抱えていても余裕を持って、そしてイキイキと働くことができるようになります。

貧困や少子化の対策・解消

金銭面の不安を理由に子供を持てなかった人にとっても追い風となり、少子化の解消も期待されています。

生活保護の不正受給問題の解決

最低限の生活を維持するための一定の金額が得られることで、不正をする心を抑制する効果が期待できるためです。

ベーシックインカムのデメリット

一方でベーシックインカム導入により以下のデメリットが起こることが予想されます。

デメリット
  • 労働意欲や競争意欲の低下に繋がる可能性がある
  • 財源の確保が難しい
ととらん
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それぞれ解説するね

労働意欲や競争意欲の低下に繋がる可能性がある

一定の収入がもらえることで働かなくても良いという風潮が広がる可能性があります。

「仕事をしなくても生きていける」、「給付金もらえるし無収入でもいいや」、「節約すればお金を使わないし」と考える人達が現れるかもしれません。

給付金より生活費を下げてしまえば生きることは可能ですからね。

財源の確保が難しい

日本において国民1人につき月8万円を支給する場合、年間約115兆円分の莫大な財源確保が必要と言われています。

そのため従来の国民健康保険や年金といった社会保障制度が回らなくなる可能性があります。

ベーシックインカムを実現するうえで最も大きなハードルかもしれません。

最後に

まとめ
  • ベーシックインカムは国が一人ひとりに現金を配る社会保障制度ではあるが現在日本は未導入
  • 貧困問題の対応策として世界的に注目されている
  • ワーキングプアの解消、自分らしい働き方の実現などのメリットが有る
  • 財源の確保や不幸変換など、課題が多い

今回はニュースで話題となるベーシックインカムについて解説しました。

概要からメリット、そしてデメリットまで理解できたと思います。

正直日本でベーシックインカムが導入されることはまずないでしょう。

しかし、世界に目を向ければ先陣を切って挿入の実験をしている国は存在します。

そういった国がどういう結果になるのか注目してみることは大事ですね。

ととらん
ととらん

参考になれば幸いです!

ばいばい!

ととらん

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製薬企業MR/主任/簿記3級/

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