- 生命保険の見直しを考えている
- 固定費を下げたい人
家計管理の中で手っ取り早く支出を減らすことができるのが固定費の削減です。
固定費は毎月、毎年、決まった金額で出ていくお金のことを言います。
そのため、ここを抑えることが最重要で一番即効性があります。
変動するお金より固定費を削減するほうが手っ取り早いよね!
[/word_balloon]代表的な固定費というと以下のものがあります。
- 家賃
- 通信費(携帯・ネット回線)
- 保険代(生命保険・医療保険・自動車保険)
- 水道代
- 電気代
- ガス代 etc
この中で今回、生命保険の見直しを行ったためご紹介致します。
生命保険の見直しを行ったことで1万8,000円コストカットになりました!

結論からいうとドル建て積立終身生命保険を解約しました。
そしてその代わりに掛け捨ての定期生命保険を契約しました。
我が家が加入していた保険一覧
私が契約していた保険は以下の通りです。
種類 | 月々の金額 | 主な保障内容 |
ドル建て積立終身生命保険(積立) | 約18,000円 | 死亡保険金 130,000ドル (約1400万円) |
収入保障保険(掛け捨て) | 約2,200円 | 死亡時月々1万円 |
医療保険(掛け捨て) | 約3,000円 | 入院1日につき5,000円 |
そして奥さんが契約している保険は以下の通りです。
種類 | 月々の金額 | 主な保障内容 |
奥さん医療保険(掛け捨て) | 約3,000円 | 入院1日につき5,000円 |
こうやってすべて書くとかなり沢山契約していたなと実感します。
そして今回見直したのは一番金額の高いドル建て積立終身生命保険と掛け捨ての医療保険です。
この記事ではドル建て積立終身生命保険について書いていきます。
- ドル建て積立終身生命保険
- 保険の種類:貯蓄型保険(解約返戻金のある保険)
- 主な保障内容:死亡保険金1400万円
- 保険料:月1万8千円
- 支払累計額:120万円
- 保険の継続期間:6年
- 解約した場合の返戻金:75万円程
- 差額(損失額):約45万円
- 満期までの期間:あと24年
貯蓄型保険~ドル建て積立終身生命保険~
こちらはいわゆる貯蓄型保険というものです。

- 一生涯の死亡保障
- 長期的な貯蓄機能
- 死亡保障が不要になった場合には、保険契約を解約し資金として活用できる
- 掛け捨て型と比べ保険料が高くなる
- 解約する時期によっては、解約返戻金が少ない、あるいは受け取れないことがある
長く積み立てると後々払った金額より多く戻ってくると説明される保険のことです。
結構この「払ったお金より多く帰ってきますよ」話法にやられて、契約してしまう人も多いのが現状です。
それにお金の知識がないとメリットが多く感じられますよね。
結果損はしないし、最終的に多くもらえるなら、まあいっかと思っちゃいますよね。
[/word_balloon]ただ一方で契約してからしばらくは解約すると元本割れしてしまうのでなかなかやめるにやめれないのが大きなデメリットです。
私もお金の勉強を始めてから元本割れを覚悟で解約してそのお金を投資に回すべきか、それとも元本割れしない24年後まで保険を保持すべきか相当悩みました。
実際の解約返戻金等一覧表

こちらを実際に私が契約していたドル建て積立終身生命保険の解約返戻金の一覧表です。
- 27年間 月々18,000円
- 1ドル115円の場合
解約返礼金:約6,400,000円
払込保険料累計:約6,300,000円
解約返戻金は52歳でようやく逆転し、解約した際に払った金額より多く戻ってきます。
毎月18,000円払い続けて、27年目でようやくですよ。
かなり利回りが低いことがわかります。
積立シミュレーションとの比較
こちらは楽天証券の積立シミュレーションの結果です。
- つみたてNISAで27年間
- 月々18,000円を年利4%
最終積立金額:10,472,736円
元本:5,832,000円 運用益:4,640,736

同じ27年でも効率的にお金を増やすのであれば貯蓄型保険ではなくつみたてNISAで積み立てていく方が良いのが一目瞭然ですよね。
そのため「貯蓄は貯蓄」、「保険は保険」と切り分けることが大事です。
解約して戻ってきたお金はいくらか
結果として、解約して戻ってきたお金は約75万円でした。
契約して6年で総額120万円以上払ってきたため約45万円損しました。
もうこれは割高な掛捨て保険に入ってしまったのだと諦めることにしました。
そして戻ってきたお金は現在投資にまわしています。
乗り換えた生命保険
ドル建て積立終身生命保険を解約して掛け捨て生命保険に乗り換えました。

- 保険料が比較的安い
- 高額な死亡保障を準備しやすい
- 解約返戻金、満期保険金などがない
- 保障が一定期間で終了する商品が多い
実際に私が乗り換えた掛け捨て生命保険は以下の通りです。
種類 | 月々の金額 | 主な保障内容 |
定期生命保険(掛け捨て) 「商品名」メットライフ生命スーパー割引定期保険 | 2,500円 | 死亡保険金 15,000,000円 |
先ほどの貯蓄型保険は終身でしたが、こちらは60歳までの定期保険です。
これにより月々の金額は約2,500円となり、かなりコストカットすることが出来ました。
しかも補償金額はむしろこちらのほうが多いです。
よかったらぜひこちらから見積もりをして
自分の保険と比較してみてください!
- 60歳以降のお金はつみたてNISAで用意するため保障してもらう必要はない
- 月々の浮いたお金をつみたてNISAにまわす
今は浮いた1万5千円をつみたてNISAに回し、月々積み立てています。
最後に
- ドル建て積立終身生命保険は解約したら1万8,000円コストカットになった
- 貯蓄型保険ではなくつみたてNISAで積み立てていく方がコスパがいい
- 掛け捨て生命保険で十分
今回は自分の事例を元に固定費の中の生命保険を切り替えた内容を記事にしてみました。
やはりそのため「貯蓄は貯蓄」、「保険は保険」と切り分けることが大事です。
そのため無駄に利回りの低い貯蓄型保険で満足しないでください。
もっと効率よくお金を増やし、保障を満足のいくものにできるはずです。
参考になればうれしいです。